◆13日は21:30に発表された米4月小売売上高0.0%(予想+0.2%)、除自動車+0.1%(予想+0.5%)と市場予想を下回りドル全面安で反応しています。大幅なドル安となりましたが、値動きや引け方を見る限り今年4月まで積み上げたドルロングの巻き戻しが続いている模様。米小売売上高はきっかけに過ぎず、ドルロングの巻き戻しが完了するにはもうしばらく時間がかかりそうです。豪ドルもドル全面安を背景に堅調、高値引けとなりました。対円でも週足基準線の96.08を上抜けてクローズしたため売りポジションを損切りしています。予想外だったのはギリシャとは無関係に「米ドル買い+ユーロ売り」の積みあがったポジション解消が米ドルだけの事情で起きた事です。4月後半からドルロングの巻き戻しが始まりましたが、これも米6月利上げ観測の消滅でした。月後半にもう一度ギリシャ関連が蒸し返される可能性もありますが、まずは積み上げたポジションの解消を待ちたいところです。
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