◆先週で5月相場が終了しました。振り返ってみるとドル円相場は2月からのレンジをどちらにも抜けずに膠着、ボラティリティも稀に見るレベルまで低下しています。Sell in Mayは回避したものの、5/14-20のNYダウは軟調に推移しており投資家はしっかりとSell in Mayを意識した利食いを入れていたと考えて良いでしょう。力強く上昇しにくい時期ということでショートポジションを持って待つのは正解だったと思います。5月も最終週にはSell in Mayによる大崩れがなかったことでの安心感による買いやSell in May狙いからのショートカバーもあったと見ています。国内ではいよいよ6月に市場が期待している、GPIFの外債投資増額と法人税減税など政府の成長戦略への期待が最も高まる月です。市場の期待に応える内容を出してこれるかに注目、投資戦略は7月あたりから10月に向け円買い再開をイメージしています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。