◆あけましておめでとうございます。年末年始までもつれ込んだ米「財政の崖問題」は、年収45万ドル以下の所得減税延長で回避となりました。残りは引き続き協議が行われる見通しですが波乱はなさそうです。2012年後半は8月のバーナンキFRB議長ジャクソンホール公演から年末まで、ことごとく投資家の予想どおりに世の中が動き相場も動いてきました。唯一の驚きは思ったより早く「野田民主党が解散したこと」くらいです。他は米国も中国もギリシャも波乱なく2013年となりました。この状態が長く続くと「まさか」の引き金になるのが相場ですから、こうした現在のような「安定期」が必ず必要だとも言えそうです。今秋注目が一気に集まった「円相場」は円安が大幅に加速し、ドル円で86円台後半、豪ドル円は90円台乗せとなっています。まったく押し目らしい押し目のない相場展開ですが、どれほど高くても「長期順張り買い」のスタンスでしばらく構えておきます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。