おはようございます。3日に発表された米1月雇用統計はポジティブサプライズ、非農業部門雇用者数が24.3万人増、失業率が8.3%とそれぞれ予想を大きく上回りました。非農業部門雇用者数は1日に発表されたADPリポートの17万人増も上回り非常に印象の良い結果となっています。日本株を筆頭に下げようもないほどの低水準でスタートした2012年株式市場は、S&Pによるユーロ圏9カ国一斉格下げあたりで悪材料出尽くしとなり上昇へ。踊り場に入った後、米雇用統計を受け一段高となっています。いまだ残るギリシャ債務交換協議は先週末も合意に至っておらず、2/13が3/20にデフォルトしないための限界期日と見られています。今週末が最後の協議となりそうですが、限界の限界まで決められない可能性もあり、米国の重要指標を通過したことでまた関心が移りそうです。2~3月が凌げれば4月にはまたリスクオンの地合いもしっかりとなりそうですが、需給が弱くなってくる時期を乗り切れるかどうか注目しておきます。トレードでは引き続きギリシャ債務交換協議の関連報道を見ながら戻り売り継続です。今週のトレードは火曜~木曜の欧米時間に参加します。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。