週明けの株式市場は、米中貿易摩擦激化懸念の後退を受け上昇。NYダウ287ドル高(+1.13%)、ナスダック110ポイント高(+1.51%)でした。為替市場は小幅ドル安。経済指標は、米11月ISM製造業景況指数59.3(予想57.5、前回57.7)と強い結果。米国株が戻している事もあり、12月利上げ実施の可能性が高まりました。
米ダラス地区連銀カプラン総裁の発言からも、世界経済の成長エンジンが無くなってきているのは明らか。力強い経済成長が見込めないという前提なら、インフレのオーバーシュートを容認しても良さそうだという結論に行き着くと思われます。やはり来年以降の利上げペースは、緩やかになる可能性が高いと考えられます。
明日、12/5は武田薬品によるシャイアー買収が大詰めを迎えます。臨時株主総会を開いて、買収が決まる見通し。ポンド円がこれに反応するか注目しています。12/11は英議会採決でEU離脱協議も大詰め。この採決結果には、ポンド相場が大きく反応しそうです。その他、12/7米11月雇用統計にも注目。
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