◆30日のダウは235ドル高、為替市場ではユーロが売られています。期末フローによりロンドンフィキシングでドル円もユーロ円も売り込まれています。またユーロはVWショック以降、ECB追加緩和観測も高まりやすい環境で買う材料が無い状態です。一方でECB当局者は追加緩和には時期尚早との発言が相次いでいます。本日から中国が国慶節で来週7日まで連休になります。これを明ける頃には国内でも内閣改造や日銀会合があり、月末に集中しているECB→FRB→日銀の金融政策とともに注目が集まりそうです。為替市場は9月に膠着状態だったことや、10月は重要イベントが集中していることから良く動くと見て間違いないでしょう。今年はドル円で勝ち、ユーロドルで負けるという繰り返しになってしまいました。チャートを振り返ってみても4月以降のユーロドル相場は常に方向感なく難解でした。参加しないほうが良かった相場だったと言えそうです。ユーロドル、ユーロポンドの週足チャート終値に注目しておきます。
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