

◆13日は3日連続の人民元切り下げが実施されたものの、初日や2日目ほどのインパクトはなく売り一瞬となりました。NY時間に注目された米7月小売売上高は+0.6%(予想+0.6%)、除自動車+0.4%(予想+0.4%)と市場予想とまったく同じ結果となっています。前月分が上方修正された分だけポジティブな結果だったと言えます。WTI原油41.91ドル6年半ぶり安値へ下落。原油価格は供給過剰+需要減退の懸念が遠のく気配はなく、低迷というよりも需給環境の構造変化によって水準自体が変わってしまった印象です。WTI原油は高くなっても60-70ドルというのがニューノーマルだと考えるべき相場です。ドル円は124円台、日経平均は20,500円台で結局お盆休み中は「高止まり」となりました。途中、人民元ショックで荒れましたが下抜けも上抜けもしない夏休み相場となりました。今後は海外ファンド勢の夏季休暇明けを待つ相場でしょう。9月利上げへドル買い仕掛けのきっかけ待ちをイメージしています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。