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米企業決算と米重要指標、日銀と英中銀が金融政策発表、メルケル首相率いる独CDUまた大敗、落ち着き取り戻せるか?米株式市場に注目!

20181029ドル円日足チャート
先週の米株式市場はボラティリティが高まり、VIX(恐怖)指数は24ポイント台へ上昇。26日はNYダウ296ドル安(-1.19%)、ナスダック151ポイント安(-2.07%)でした。独ヘッセン州議会選挙では、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)が大敗しました。先日のバイエルン州に続き、重要な州で支持を失っています。

今週は引き続き米企業決算を受けた米株式市場の動向。米貿易戦争の影響が懸念される米中経済指標。なかでも米10月ISM製造業景況指数、米9月貿易収支、米10月雇用統計、中国10月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)に注目しておきます。

その他、日銀が30-31日に金融政策決定会合を開き、31日に金融政策と展望レポートを発表します。1日には英中銀が金融政策・MPC議事要旨・インフレレポートを同時に発表するスーパーサーズデーとなっています。来週に米中間選挙が迫るなか、米株式市場が落ち着いてくるのか注目しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

NYダウ608ドル安で年初来マイナス圏へ!ナスダック4.43%安、半導体株が総崩れ。リスク回避で円買い+ドル買い+欧州通貨売り。

20181025ユーロ円日足チャート
24日の米国株は悪材料が重なり急落しました。もともと10月相場という事で、大崩れしやすい季節でもあります。NYダウ608ドル安(-2.41%)、ナスダック329ポイント安(-4.43%)でした。米企業決算関連では、半導体メーカーTexas Instruments、AMD、Intelが総崩れでした。

米9月新築住宅販売件数55.3万件(予想62.5万件)と非常に弱い結果、住宅関連は米国のみならず世界的に頭打ちでしょう。欧州の経済指標も冴えず、イタリア予算案の件もありユーロ売りに拍車がかかりました。為替市場はリスク回避で「円買い+ドル買い+欧州通貨売り」となりました。

昨日までは日中の値幅こそ出ていたものの、NYダウ25,000ドルや日足200日線を終値で上回っていました。これらのサポートを明確に割り込んでしまったため、少なくとも今日・明日は買い手が強気になれない環境かと思います。むしろ目先は短期投資家の投げに警戒すべきでしょう。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル買い+欧州通貨売り!イタリア予算案とEU離脱交渉が引き続き意識される。上海総合指数は4%超の上げ。FAANG銘柄が決算発表へ。

20181023ポンドドル日足チャート
22日の為替市場は「ドル買い+欧州通貨売り」となりました。円相場は株価に合わせて上下しました。引き続きイタリア予算案とEU離脱交渉が材料視されています。米株式市場は、NYダウ126ドル安(-0.50%)、ナスダック19ポイント高(+0.26%)でした。今週から来週にかけて発表されるFAANG銘柄の決算に関心が集まっています。

トレードでは戻り売りを入れていたポンド円を半分利食いました。米中間選挙が近づくなか、政治的な材料(大型減税や国際情勢など)が、まだまだ出てきそうです。米企業決算と共に注目しておきます。本日もイタリア予算案、EU離脱協議、サウジ情勢に関する報道で動きが出そうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

FOMC議事録受けドル上昇!トルコリラ円急落前水準20円を回復。米為替報告書→中国為替操作国認定なし。米9月住宅着工件数冴えない。

20181018トルコリラ円日足チャート
17日はFOMC議事要旨が発表されると、利上げ継続+金利上昇への思惑が高まり、ドル高+米株安の圧力がかかりました。米為替報告書では、中国を為替操作国に認定せず、1994年以降は認定なしとなりました。米中間選挙前にわざわざ株価が下がるような事はしませんでした。為替市場はサプライズなき静かな相場が長く続いています。

米9月住宅着工件数120.1万件(予想122.0万件)、米9月建設許可件数124.1万件(予想127.8万件)と冴えない結果。金利上昇もあり、世界的に不動産市場は頭打ちでしょう。米国株は結局、NYダウ91ドル安(-0.36%)、ナスダック2ポイント安(-0.04%)でした。

トルコリラ円は急落前水準の20円を回復。市場でも話題から外れており、利上げ+米国人牧師解放+株高が追い風になっています。トルコリラ相場は、しばらく安定した推移が続きそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

NYダウ547ドル高!円全面安+新興国通貨が堅調。10月調整ピークアウトか?10/15境に地合いが好転。米為替報告書いまだ発表されず。

20181017ドル円日足チャート
16日の米国株は2%を超える大幅上昇、NYダウ547ドル高(+2.17%)、ナスダック214ポイント高(+2.89%)でした。為替は円全面安となり、リスク選好から新興国通貨が買われました。トルコリラ円は中銀の利上げ+米国人牧師解放+株高の3拍子が揃い連日で大きく上昇しました。南ア・ランド円も8円手前まで上昇しています。

10月調整は10/15をピークに転換した模様。10/15はファンド解約45日前ルールや、米企業決算発表の本格化と重なる日であり、2014年のドル円相場も同じ日に底打ちした経緯があります。売り持ちしていたドル円は、すべて決済しました。いまだ米為替報告書が発表されておらず、これがテールリスクになる可能性も残されています。

10月後半〜11月中は極端なリスク回避の場面ではドル円を買いたいと考えています。目先は米為替報告書、11月は米中間選挙に注目しています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero