◇6日に発表された米6月ISM非製造業景況指数は56.5(予想53.3)と非常に強い結果。1日に発表された米6月ISM製造業景況指数も強い結果となっており、加えてFOMC議事録(6/14-15分)では、5月の雇用急減速やブレグジットを懸念して利上げに慎重姿勢が示されています。こうなると「強い米経済指標+ハト派FOMC議事録」という構図となり、米国株に資金が向かいやすくなります。同時に米国債も人気を集めており、頼れるものは米国のみという様相。日経平均は年初来安値圏の15,000円台前半。企業業績にダイレクトに響くドル円が100-105円では上昇しようがなく、低迷も仕方のないところです。ユーロが高いわけでもない独DAXも低迷している事を考えると、いかに米国1強ムードかがわかります。当面はこのような「選別」の段階が続いていくでしょう。その後はグローバルマーケット全体のリスク回避になると見ています。中期では、それを前提としたポジションを作っていく方針です。
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