◇24日23:00に発表された米4月新築住宅販売件数は、61.9万件(予想52.3万件)と2008年1月以来の強い結果となりました。この結果を受け米6月7月利上げ観測が一気に高まり、為替市場はドル高で反応しています。ドル高にも関わらず、原油と株価が同時に上昇する強い地合い。7月半ばあたりまでは強い相場になるかもしれません。ドル高は長い目で見れば、米国にとっても新興国・資源国にとっても大きなリスク要因ですが、低金利による弊害バブルが膨らんでいる間はリスクオンを演出するでしょう。国内では6/1に1億総活躍プランと消費再増税見送りが発表されそうな雰囲気になっています。伊勢志摩サミットを通過して、6月相場はドル円と日経平均が強い動きをしそうです。米国は「指標が強く株も強い」という良好な環境の中で6月か7月に利上げ、英国民投票も残留派がかなり優勢になっており波乱はなさそうです。英国民投票でサプライズ離脱が無ければ7月まで強い相場になりそうです。
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