ニュースサイトなどを見ていると「ユーロ崩壊」がだいぶ現実味を帯びており、いずれにしても現在の体制では長く持たないことがコンセンサスになりつつあります。この期に及んでも独メルケル首相はユーロ共同債に断固反対の姿勢を崩しておらずマーケットの催促が続きそうです。6月中はギリシャも再選挙を控えており、これがユーロ崩壊の引き金になるなど「恐怖の報道」が蔓延し始めます。しかし私たちトレーダーは相場に参加しているだけですから「恐怖のシナリオに沿った投資行動」だけはしては行けないと思います。5/17のNY時間にマーケットが「危機モードに入った」と直後から何度も動画やブログで申し上げてきました。1日のNYダウが274ドル大幅安となりましたが、これも「危機モード=ボラティリティが高い」という当然の展開です。何度も申し上げてきましたが、ボラティリティの高い相場では「取引枚数を少なくして値幅を狙う」これが明確な対応策で6月中は短期ではユーロの戻り売りを狙い、長期ではリスクポジションを時間をかけて少しづつ取るのを続けたいと思います。6月の安値を拾いながら6/30にマーケット環境をみて「もうしばらくダメだな」と思えば損切りする。ただそれだけです。そこには微塵の恐怖もありません。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。