

2011年06月15日10:10
おはようございます。14日東京時間には中国の経済指標が発表され、注目度の高い消費者物価指数(CPI)は前年比+5.5%と市場予想どおりの結果となりました。市場予想よりも6.0%に近い方向で予想していた参加者からの豪ドル円買い戻しなど「株高+円安」で反応しています。NY時間に発表された米5月小売売上高は0.2%減となり、こちらも市場予想0.5%減より良い結果で「株高+円安」で反応しています。相場全体をみると豪ドル円やカナダ円、ユーロ円の上昇幅よりも豪ドルスイスなど対円より対スイスフランでのスイスフラン売りのほうが値幅が大きく、直近の米国株安でリスク回避通貨として円以上にスイスフランが中心となっていることがわかります。円は日本の政局不安と震災の影響でリスク回避になっても積極的に買い進めずらいのが要因かと思います。それでもドル円79.50以下や豪ドル円84.30-00あたりのストップロスをつけきれずに「すっきりしないあく抜け感」が漂っているため、ギリシャ関連や予期せぬ材料により極端な悪材料が出た時には怖いところです。ストップを付けきって下髭ならリスクオン方向にポジションを取り易いのですが、今しばらく慎重にトレードして行きます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。