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S&P財政赤字拡大見通しのNZの見通しをサプライズ格上げ「安定的」へ。外貨建て投信設定円安地合いに追い打ちクロス円急騰。

USDJPY20090529T時間足チャート
8:15
おはようございます。28日のクロス円相場は急騰し、ドル円以外は「久しぶりの高値」となっています。原因はご存じのとおり米格付け会社S&Pによる「財政赤字拡大予定のNZ」の見通しを引き上げネガティブ→「安定的」としたことがビッグサプライズとなりました。終わってみれば買う以外にはない相場でした。昨日は上手く波に乗ることができませんでしたが相場をよく振り返って今後に生かしたいと思います。クロス円の急騰には、やはりいくつかのキーワードや特徴がありますので何度も何度もまとめておきたいと思います。チャートはドル円の時間足ですが、96円を上抜ける場面が時間足でも5分足でも綺麗なトライアングルになっており「買いの強さ」を物語っています。96円を抜けてからはほとんど調整局面もなく、ほぼ一直線に97.05まで上げました。まず、直近の「クロス円の短時間急騰」ですが、今年に入ってからはスイス中銀の介入がありました。確か3月くらいでしょうか。

スイスが金融政策発表日にユーロスイス中心に直接介入が行われクロス円は今回以上に短時間で急騰となりました。急騰と急落のメカニズムには若干の違いがありますので、今回は急騰についてまとめておきます。まず大事なキーワードは両方とも「サプライズ」が絡んでいることですね。市場参加者がビックリするような「新規」材料がともなっています。例えばGMが破綻しても生き残っても「昨日まで考えもしなかった事」ではないはずです。どちらにころんでも想定内でサプライズはありません。スイス中銀の介入や、NZ見通し引き揚げは「突然の新規サプライズ」です。最近不穏な動きを見せ続けている米格付け会社S&Pとムーディーズですが、日本の格付けに関しても「何だそれ」という内容が先日発表され、昨日のNZに関しては「財政赤字拡大→見通し格上げ」という考えられない発表。今NZが良い状態と考える参加者はまずいないと思いますのでビックリでした。米国債を擁護するための根回しとしか受け取れません。

次回はどこかの国の格付けに関して発表があっても、今回の1件で「またか」となりほとんどショックはないと思います。ということでキーワードは「昨日までは考えてもいなかったサプライズがでていること」です。もともと昨日は投信設定→円売りという連想でクロス円が強い地合いにありました。長く相場をやっていると急騰していく時に「お祭りになった」とか「行け行けになっている」と感じることがあります。昨日は96円を上抜けしていく時に感じました。このような時はロングのみに切り替えて、値ごろ感や直前までの相場環境を無視して買うべきかと思います。3点目は主要三市場の時間帯です。時間足チャートに色分けしておきましたが、東京はクロス円大幅上げ→欧州時間も上げ→NY時間横ばいとなりました。この時間軸は結構重要で、おおむね1日の間に2場で買いや売りが継続すると、NYでは横ばいか調整になることが多いです。

お祭り上げになると「どこまで上げるか」がわからなくなりますので(昨日は200日線97.27意識までとなりましたが)、レートのレベルよりも時間軸が頼りになります。東京急騰→ロンドン上げ→NYでも上げというのは相当めずらしいです。壊れていても相場ですから利益確定の調整売りも少しはでます。ということでNY勢の参入後には97円台でしたが、このあたりは「時間的にそろそろ売りで攻めても良い時間帯」になるかと思います。※機関投資家が良く見るといわれる200日移動平均まで上げました。考えられる最大のところまで上げたことになります↓
USDJPY20090529日足チャート

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は必ずご自身でお願いしたします。

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