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FX業者のシステムリスクを考える、投入Lot数を大幅にアップする際には要注意、そもそもクイック入金はいくらまで可能なのか。

USDJPY20070817日足チャート
※この記事はFX投資歴3年以上の上級者以上向けに作成しています。

2008年以降にFX投資を始められた個人トレーダーの方はFX業者の「システムリスク」についてそれほど深刻に考えたことがないかと思います。ZEROは2009年4月現在、ドル円のデイトレード・スキャルピングでは1ショットを20Lot、同時保有を100Lotまでを目安に日々のトレードをしています。夏以降には大幅にLot数を上げていこうかと考えていますが、大きなトラブルに巻き込まれる前にもう一度「システムリスク」について真剣に考えて対策を立てておきたいと思います。システムリスクにも大小様々なものがありますが、最大級のリスクは「サーバーがダウンして決済ができなくなること」かと思います。FX歴が浅い方は「そんなことがあるの?」と思うかもしれませんが、過去にはありました。2007年8月は株を持たれている方も肝を冷やしたかと思いますが、FX投資でも時代は「円キャリートレード最盛期」にあたり大惨事となりました、その時の日足チャートを掲載しましたが、これが今回のサブプライムローン・ショックの引き金になった「BNPパリバ・ショック」です。ドル円・クロス円相場は株価とともに大暴落をし、一時117円から112円まで5円の下落、ドル円が5円ですからポンド円などは2桁です。このときは朝から売り注文が殺到し、クリック365大元のサーバーが完全にダウンし、関連業者は全部レートも表示されない状態に、できるのはログインのみで「暴落を眺めているだけ」しかできない状況になりました。確か復帰したのはお昼くらいだったかと思います。もちろん、円キャリー全盛期でみなクロス円のロングポジションを目一杯保有して、ほとんどが復帰後強制ロスカットとなりました。相対業者でもダウンしている業者が多数ありパニック状態、このときZEROはくりっく365で豪ドル円を保有しており、もちろん何も動かせない状態で、これは怖いですね~暴落しているのに「損切りができない」わけですから。

このとき多くのトレーダーが取った行動が「なんとか動いている業者で両建てにした」という対応でした。私も保有していたのは豪ドルですが余剰資金があまりなかったので暴落幅の大きいポンドを売って凌ぎました。この後のボラティリティは非常に高く、今では米雇用統計くらいでは相場があまり動きませんが、当時は雇用統計の度にサーバーが毎月ダウンする業者もあるほどでした。「逆指値」というのがありますが、米雇用統計でこれを入れておくと「軽く50銭はスリップ」しました。10秒で1円動くこともよくありました、ヘッジファンドなども余力があり取引が活発だったということですね。他では同時多発テロ事件など「予期せぬ大事件」などが起こった時なども非常に危険です。もし今後、予想もしていない出来事により「とんでもない暴落」が起きた時はこのときのトレーダー達の経験がそのまま役に立つかと思います。対策は「動いている業者をみつけて逆のポジションを建てる(両建て)」です。実際には利用している業者単体のシステムトラブルということもあり得ますので、常にこの手のリスクはあると思います。現在外為オンライン口座は544万になっていますので250Lot程度ポジションが建っている時に「何かが」起きれば、たったの2円で飛んでしまいます。Lot数を上げる算段をされている方は、バックアップ業者に入金をしておく必要まではありませんが、クイック入金可能な現金は残しておくべきだと思います。例えば「短期売買で損切りするからリスクは限定されている」と考えていると、もし250Lot保有中に使用業者にシステムトラブルが起きれば、どんなに「損切り出来る強い意志」を持っていても1回の取引で全部失う可能性はあります、気をつけましょう。備考:そもそもクイック入金て1日どのくらいまで可能なのか?→三井住友銀行、上限1,000万円/日、みずほ銀行、上限2,000万円/日のようです。ちなみにジャパンネット銀行は1日1億円のクイック入金ができるとか、詳細はご確認されてください。クイック入金をする以上、ネットバンクの契約はあるはずですが「振込上限金額」の設定などを変更する必要はあるかと思います。上記ルールはよく変更されます、必ず使用されている業者や銀行でご確認ください。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero