過去に何度かコメントでいただきました「ロスカットルールはどうしているのか?」という疑問にお答えするために実際にロスカットになってしまったトレードを並べていき、何故そのレートでロスカットしたのか?を解説していきます、負けたトレードばかりが並ぶページですが是非「負け上手」になっていただければと思います、「小さく負けてそこそこ勝つ」がベストだとある為替ディーラーが言っていたのを思い出します。今後はデイトレのリアルタイム記事に可能な限りロスカット予定のレートも掲載していこうかと思います。現在2009.1.17ですが、今年ここまでで負けたトレードは2回ですね。1月2日と16日ですね、トレード手法別にロスカットの考え方が変わってきますので「ZERO流4つのトレード手法」を先にご覧ください。
事例1【レンジディール】【レジスタンス91.0】【ロスカット91.05】【収支-25pips】
チャートは1月2日のドル円5分足チャートと時間足チャートです。実は2009年は正月1回目のトレードでロスカットになっています。12月後半から継続していた91.0の強いレジスタンスを材料に「91.0が近付けば逆張りでショート」というトレードを年末から何度も繰り返していました。この91.0は実需筋の売りオーダーが集まっており、年越しでも売りオーダーを置いたままということで注目されていたレジスタンスラインでした。ZEROは年始はショートで来るだろうと予想し、お年玉狙いで90.80で5Lot、90.85で15Lotショートを年末から持ちこしていました。まず、今回のトレードですが「91.0のレジスタンスラインを材料にしたレンジディール」です。つまりレジスタンスに対しての逆張りですね、エントリーしている根拠が「簡単に91.0を抜けないだろう」という根拠でみなショートを入れていますから、当然「抜ければロスカット」です。91.0を上抜けてしまうとずっと抜けなかった分、みなストップロスを置いていますので上昇圧力が強くなります。リアルタイム記事にも書いていますが5分チャートで91.0を上抜けた足をみていただいて、ポンと91.10付近まで跳ねたところで完全に上抜けと判断→すぐにロスカットしたところ、91.05でロスカットになりました。レンジディールではこのようにサポートやレジスタンスを決定的にブレイクされた場合には100%ロスカットを即実行します。次の5分足で少し戻る場合のあるのですが、ここで色気はださずに即ロスカットをすることが大切になります。ここでいう「決定的にブレイク」というのはドル円のボラティリティであれば91.0がレジスタンスであれば91.05でも決定的となりますのでロスカットをしましょう、逆に91.01くらいの場合は抜けない場合もあります。通貨ペアにもよりますがドル円なら5~10pips抜けたら常にやめる癖をつけておくべきだと考えています。
※今後の2009年負けトレードもこのページ「ロスカット(ストップ)事例集」に追加していきますので参考にされてください。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。