
(出所:外為オンライン)
11日の米国株は上昇。S&P500種95ポイント高(+1.81%)、ナスダック総合337ポイント高(+2.06%)でした。為替市場はドル安。
日米通商交渉では「為替問題」も話し合われる予定です。日米間の為替問題とは、円安による貿易不均衡となるため、円安是正がテーマです。
一方で4/8時点のIMM円ロングは147,067枚へ増加し、過去最大規模に投機筋の円買いポジションが膨らんでいます。
米国売り(ドル安+債券安)と、過去最大まで積み上がった投機筋の円買いポジションが綱引きになりそうです。
トランプ関税の不確実性によって、金融市場ではリスク回避が加速しました。
今回のリスク回避の特徴は、過去に安全資産として買われていた米ドルや米国債が売られたことです。
金(ゴールド)は逃避先としての買いが目立ち、通貨では円やスイスフランへの逃避が起きました。
ドル円は積み上がった投機筋円ロングと日米通商交渉を警戒した円買いの綱引きとなりそうです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。