
(出所:外為オンライン)
10日の米国株は下落。S&P500種188ポイント安(-3.46%)、ナスダック総合737ポイント安(-4.31%)でした。為替市場は円高+ドル安。
トランプ関税の不透明感が嫌気され、米株安+債券安+ドル安のトリプル安となりました。
トランプ大統領やベッセント財務長官は、金融市場に配慮して相互関税上乗せ分を停止したことを明らかにしています。
具体的には、米債券市場が不安定になり、金利が上昇したためです。米3月CPIが予想を下回ったこともドル売りを後押ししました。
今週は7日(月)から米トリプル安の兆候が出ていました。これが9日(水)相互関税上乗せ発動により加速→13時間で一時停止となりました。
10日の米10年債利回りは4.428%へ上昇。ドルは急落し、ドルインデックスは101ポイントを割り込みました。
トランプ関税の不透明感(不確実性)は拭えないことから、今後もトリプル安を意識しながらの相場になりそうです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。