(出所:外為オンライン)
17日の米国株は下落、NYダウ7ドル安(-0.02%)、ナスダック38ポイント安(-0.35%)でした。為替市場はドル高。
米セントルイス連銀ブラード総裁はFF金利を「最低でも5-5.25%へ上げる必要」「インフレに対して限定的な効果しか発揮していない」と発言しています。
米10月CPIは予想以上に鈍化したものの、今後発表される経済指標を、少なくとも3ヶ月以上は確認して行かないと、インフレ低下の確信は持てないでしょう。
次は米PCEコアデフレーターに関心が集まります。ドル円は140円台前半で推移。日足雲下限の攻防が継続しています。
2023年は景気悪化による需要減退が商品価格の低下に繋がり、インフレが沈静化してくると考えられます。
ただし、主要中銀が目標としている2%まで下落するかは怪しく、低下しているものの高水準という状態が長期化しそうです。
景気悪化でもインフレ率が低下しない英国・欧州が、先行してスタグフレーション気味になっています。
米国のインフレ動向を予測する上で、まずは英国・欧州が景気悪化によってインフレがどの程度沈静化するか注目です。
→詳しい投資戦略や保有ポジションは有料メルマガにて配信しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。