（出所：外為オンライン）

6日の米国株は大幅高、NYダウ1,627ドル高（+7.73％）、ナスダック540ポイント高（+7.33％）でした。為替市場は円安＋ドル高。

COVID-19による1日の死者数に関して、欧州や米NY州でピークアウトの兆候が見られたことが株高の材料となりました。

為替市場は円安＋ドル高、入院中だった英ジョンソン首相の容体が悪化し、ICUに入ったとの報道を受けポンドが売られました。

VIX指数は低下傾向にあり、米国株は2番底をつけたかもしれません。引き続きCOVID-19関連が、市場のメインテーマとなりそうです。

中期的（6ヶ月程度）にはCOVID-19が沈静化し、経済活動が再開していくことで株価は戻っていくと考えられます。

長期的（3〜5年程度）には大量発行する国債をどのような手段で回収するのか？に注目。増税かインフレという手段が考えられます。

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※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

（出所：外為オンライン）

先週末の米国株は下落、NYダウ360ドル安（-1.69％）、ナスダック114ポイント安（-1.53％）でした。為替市場はリスク回避の円高＋ドル高。

米3月雇用統計は、非農業部門雇用者数70.1万人減（予想10.0万人減）、失業率4.4％（予想3.8％）、平均時給・前年比3.1％でした。

米3月ISM製造業景況指数は52.5（予想44.0、前回57.3）、先行指標の新規受注52.9（前回63.1）と、約4年ぶり低水準。

為替市場ではリスク回避から円とドルが買われ、その他通貨・新興国通貨が売られています。新興国通貨の急回復は考えられず、安くても買わないのが鉄則。

COVID-19関連では、4月決算を予定通り発表できない企業が相次いでいます。5月に遅れて決算を発表しても、今年度の業績見通しは出せそうにありません。

企業は「COVID-19の終息時期」が読めるまで、業績を見通せない状態が続くでしょう。トランプ大統領は今週が「非常に厳しい週になる」と発言。

米経済指標のさらなる悪化は避けられません。欧州はピークアウトの兆候があり、日本では非常事態宣言の準備入りが表明される見通しです。

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