(出所:外為オンライン)
28日の米国株は下落、NYダウ237ドル安(-0.93%)、ナスダック29ポイント安(-0.39%)でした。トランプ大統領が米中貿易摩擦の長期化を示唆したことを嫌気しました。
また、環球時報編集長がツイートで中国はレアアース禁輸を「真剣に検討」と発言、リスク回避が加速しています。当面は米中貿易摩擦の長期化懸念から、ジリジリとリスク回避が続きそうです。
市場では米10年債利回りの低下も話題になりました。米長期金利が3.2%台でダブルトップをつけた2018年10月11月が、米景気の天井だった可能性が考えられます。
2019年は年明けから世界的な景気減速に入ったものの、株価は中央銀行のハト派化や自社株買いで支えられていた模様。経済指標は、米5月CB消費者信頼感指数134.1(予想130.0)と予想を上回りました。
引き続き米中貿易摩擦の長期化懸念が上値を抑える展開となりそうです。株も為替もジリジリとリスク回避が続く見込み。
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