14日はEU離脱の草案を閣議承認、欧州通貨(ユーロとポンド)が買い戻されました。米国株はアップル・ショック継続や金融規制懸念から下落、NYダウ205ドル安(-0.81%)、ナスダック64ポイント安(-0.90%)でした。
iPhoneは新機種の価格が高いこと、2つ前のiPhone8が高性能+格安になっており、買い替え需要が旧機種へ流れているのは明らかです。ユーザーは旧機種の性能に満足しており、故障もしにくいため、買い替えサイクルが伸びていると考えられます。旧機種へ流れたり、買い替えサイクルが伸びる傾向は今後も続くと思われますが、アップルからファン離れが起きている訳では無さそうです。
大詰めを迎えているEU離脱交渉は、閣議承認を経て議会へ送られます。何れにしても離脱前と同じアクセス権は得られそうにないため、金融機関はロンドンからフランクフルトやパリへ拠点を移しています。
2018年も残り1ヶ月半となりました。今年ここまでの為替相場は「ドル高+円高」でした。日銀の金融政策に大きな変更が無かったため、円相場が主役になる場面はほとんどなく、新興国通貨が売られる代わりにドルと円が買われたり、欧州通貨が売られる代わりにドルと円が買われました。
ドルに関しては、景況感格差、年3回→4回へ利上げ(予定)回数増加、トランプ政権の政策(レパトリ減税や輸入関税)、長期金利の上昇などが買い材料になりました。円に関しては、リスク回避の円高が起きなくなり、いよいよ緩和長期化の副作用が意識され始めました。
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