2日の米10月雇用統計は、非農業部門雇用者数25.0万人増(予想19.0万人増)、失業率3.7%(予想3.7%)、平均時給・前年比3.1%(予想3.1%)と強い結果になりました。強い雇用統計を受け、米12月利上げ観測が高まって米長期金利が上昇、為替市場ではドルが買い戻されました。米国株はアップルが下落、NYダウ109ドル安(-0.43%)、ナスダック77ポイント安(-1.04%)でした。
今週は6日〜7日にかけ米中間選挙があります。市場コンセンサスは、上院が共和党+下院が民主党のねじれか、上院・下院ともに共和党勝利のどちらかという予想が大勢を占めています。中間層への減税など政策の進めやすさから、株式市場のベストシナリオは「上院・下院ともに共和党勝利」となっています。「ねじれ」も想定されているため、それほど大きなショックにはならないでしょう。極めて可能性は低いものの、上院・下院ともに民主党勝利はショックになりそうです。
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