2日のNYダウは続伸して史上最高値更新、NYダウ122ドル高(+0.46%)、ナスダック37ポイント安(-0.47%)でした。引き続きNAFTA再交渉合意を好感との事ですが、季節を考えると異様な上げ方にも映ります。為替市場ではイタリア「同盟」議員が「自国通貨を持てば大半の問題が解決」と発言し、EU離脱をほのめかす発言をするとユーロ売りで反応しました。
ユーロはイタリア財政赤字目標が引き続き重しとなっています。ドル円はユーロ売り+リスク回避の動きに連れ安となり、113円台半ばまで下落しました。ドル円は113.20-30が買い手のストップを置きやすく、目先のサポートレベルかと思います。パウエルFRB議長は低い失業率と賃金上昇にも関わらず、インフレの伸びが鈍い事を「異例の時期にある」と発言しています。
ただし原油価格の上昇が続けば、世界的なインフレ圧力になるはずです。10月半ば〜後半あたりは、大きな調整に警戒しておきます。
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