2010年05月22日20:29
こんばんは。1年中トレードをしていると必ず遭遇する「暴落と急騰」、当然暴落中にはショート、急騰中にはロングが基本ですが「暴落に発展するかどうか」は暴落前には必ずしも特定することはできません。それでもどこまでが今後起きると予想したトレードなのか？どこからが既に起きた事実に対してのトレードなのか？を混同せずに安定的な利益をあげることは大切かと思います。トレード書籍などで良く見られる「群れについていけ」とか表現されることがありますが、それが何故重要なのか？一体相場で何をすることが「群れについていくことなのか？」を良く考えてトレードに生かせれば最も低いリスクでしっかりと安定したリターンを上げ続けることが可能になります。それでは具体的なところを今週の暴落相場でチャート解説してみます。ドル円時間足チャートからですが20日「上値はずっと切り下がっているものの90円台後半も底堅い」とプロは考えているハズです。20時の足では直近の安値更新が始まっていますが、ここではあくまでも「下がって行きそう」という予想の状態。ところが23時台には89円割れまで下落をした事実が既にあり、暴落は予想→現実になっています。「大きく下げるだろう」と「大きく下げた」の間には天と地ほどの差がありますので、現実になってからの投資行動には安定的な結果を得られる可能性が非常に高くなります。0時時点で結果をざっくり見ると90円のミドルを割り込んだあたりから下げがキツクなっていることは誰でもわかります。従ってこのレベル(ロング筋のストップがあったであろう場所)を背にして戻り売りというのがプロの定石であり安全度が非常に高く、どれほど最悪の事態になっても91円で損切りできます。ただし何度も戻りを試してくる場合は上抜けリスクが高まりますので、チャートに赤○で囲った「暴落直後の戻り」だけ売るのが無難です。最近の傾向から「東京時間になれば菅財務相などが口先介入をしてきて反発するだろう」という「読み・予想」に賭けるのは確かに勝てますがリスクは高く、いったい反転しなかった場合どこで損切りするのでしょうか。年初来安値では5円近い負けになりますので「プロの群れに」ついたほうが無難なことが多いと思われます。トレードは「だいたい勝って、大負けしない」がベストのような気がします。口座残高は1,500万へ。
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