(出所:外為オンライン)
先週末の米国株は小幅上昇、NYダウ95ドル高(+0.37%)、ナスダック8ポイント高(+0.11%)でした。
米株式市場は、トランプ大統領の米中貿易摩擦に対する楽観的見通しを受け上昇。経済指標は、米4月耐久財受注-2.1%(予想-2.0%)、除く輸送機器0.0%(予想0.2%)でした。
為替市場はドル安、直近リスク回避の円高+ドル高が進行する中、米3連休や利下げ観測がドルロングを調整する動きに繋がったと考えられます。
今週は欧州議会選挙の結果が出揃ってきます。大方の予想通り、EU懐疑派・極右政党が大躍進、フランスではマクロン不人気でルペン党首率いる極右国民連合(RN)が第1党へ押し出される格好。
イタリアでも極右政党が躍進、英国ではブレグジット党が人気となっています。欧州では選挙を繰り返す度に反EUが支持を拡大しています。
投資家はリスク回避でドルを買うのか?利下げ観測でドルを売るのか?ある程度はドルロングを溜めたまま気迷いとなりそうです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。