市場は北朝鮮リスクに慣れてきており、ミサイル発射→Jアラート作動で瞬間円高に振れた後は買いが殺到し、却って円安+株高が進む結果となりました。今後北朝鮮がミサイル発射を実施しても、市場の反応はさらに鈍くなりそうです。
予断を許さない状況にあることは確かですが、市場では「当面は経済制裁」との見方が大勢。新たな段階に入らない限り、北朝鮮問題は無視されるでしょう。
今週は19-20日FOMCに注目が集まっています。米国株が史上最高値圏にあることから、バランスシート縮小開始決定は間違い無さそうです。投資家の関心は12月利上げの有無ですが、まだ明確な示唆をするには早過ぎる時期だと思われます。
FOMCはあるものの、基本的には北朝鮮リスク後退を受けた「円安+株高」の流れです。またボラティリティが低下し、じわじわリスクオンが進行するイメージで見ています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。