先週末に発表された米7月CPIは、米7月消費者物価指数・前月比+0.1%(予想+0.2%)、コア前月比+0.1%(予想+0.2%)、米7月消費者物価指数・前年比+1.7%(予想+1.8%)、コア前年比+1.7%(予想+1.7%)と、予想を下回る結果になりました。これを受け、ドル円は108.75まで下落、109円台前半でクローズしました。
8/8付け最新のIMM円ショートは95,813枚へ減少しています。日経平均先物は19,300円まで下げる場面がありましたが、露ラブロフ外相からロシアと中国の計画として、北朝鮮にはミサイル発射凍結、米国には米韓合同軍事演習中止に賛同するよう訴えると反発しています。さらに日4-6月期GDP・1次速報+1.0%(予想+0.6%)、前期比年率+4.0%(予想+2.5%)とポジティブサプライズになったことから19,500円台まで戻しています。
東京市場はお盆休み中であり、機関投資家の影響が弱まる時期です。欧米でも夏季休暇に入っている市場参加者が多いことから、薄いマーケットでの急変動には注意が必要でしょう。北朝鮮関連では、北朝鮮がグアム島周辺に4発同時ミサイル発射計画を発表+21日から米韓合同軍事演習の予定となっています。北朝鮮がグアム島周辺に向け、本当にミサイル発射を実施した場合には、また緊張が高まりそうです。
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