26日の米株式市場は、ボーイング、AT&Tが決算を受け大幅高となりました。S&P500全体で見ても、事前予想8%を大きく上回る見通しが示されており、3指数揃って高値更新が継続しています。
為替市場はFOMCに反応。バランシート縮小時期に関しては「比較的早期に」としており、やはりこの時点で9月開始とか10月以降になるなど、市場に時期を絞られてしまうような内容にはなりませんでした。
FRBとしても、次回FOMCまでに主な経済データを2回確認できる時期に、無理して政策決定をするメリットは無いと思われます。そのため「9月開始も念頭に幅を持たせておいた」というところでしょう。
FOMC声明を受け、ドル円は111円付近まで急落しましたが、本格的に崩れるためには「円高+株安=リスク回避」のパターンになる必要があろうかと思います。米企業決算がピークを過ぎた後、夏枯れの8月に何かが起きるか注目しておきます。
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