◆1日は重要指標である米11月ISM製造業景況指数が発表され48.6(予想50.5)と予想を下回り、とうとう
景況感の分かれ目50ポイントを下回りました。5か月連続の悪化となっており、かなり悪い結果となっています。いずれにしても12/15-16FOMCでの利上げ開始は揺るがないことから影響は小さいとの見方でしたが、悪過ぎるという印象です。NYダウは168ドル高、ドル安+米株高で反応しています。GPIFが為替ヘッジ開始との報道があり円買いで反応しています。今晩は米11月ADP全国雇用者数、加中銀政策金利発表、イエレンFRB議長講演、ベージュブックとイベントが続きます。次回会合での利上げ開始を控えてイエレン議長の発言に注目が集まっています。12月利上げを示唆するとともに、利上げ開始以降の見通しに言及があるかどうか注目しておきます。それぞれのイベントは重要度が高いものの、3日ECB理事会がメイン、次に4日米雇用統計と続くことから、イベントを見ながらもポジション調整や様子見姿勢が強い1日になるでしょう。
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