◆6日の為替市場ではドル円、ユーロドルは狭い持ち合いが継続しています。ユーロや豪ドルが堅調でした。本日は日銀会合の結果が発表されます。このタイミングでの追加緩和は考えにくいものの一応警戒しておきます。10/30の会合に関しては世界中が期待しており、ここでも何も動きがないと失望売りも大きくなりそうです。直近の3中銀のコメントからは、日銀は物価目標の達成へ向け異常に強気であり、FRBは年内利上げを堅持、ECBも予想外に追加緩和時期尚早との発言を連発しています。昨日IMFが世界景気見通しをまた下方修正したように、投資家は世界景気が減速していると感じているにも関わらず、主要3中銀は異常に強気であり投資家の印象との乖離が大きくなっています。いずれにしても今月は主要3中銀の金融政策が大きなイベントと見られていることから、10/7、30日銀、10/22ECB、10/28FOMCに注目しておきます。ドル相場も今月中に持ち合いを放れるでしょう。
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