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ドル円156円後半!日足21日線、50日線から乖離→短期的に行き過ぎか?片山財務相の円安牽制発言トーンの変化、米経済指標に注目。

20251125ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

24日の米国株は上昇。S&P500種102ポイント高(+1.55%)、ナスダック総合598ポイント高(+2.69%)でした。為替市場は円安。

ドル円は小幅に反発し、156円後半で引けました。日足21日線(短期線)が154円後半で推移しており、短期的には行き過ぎの状態です。

ドル円はしばらくの間、調整しやすいかも知れません。155円前後が押し目になるか。

FRBの12月利下げ観測が高まり、米10年債利回りは4.02%へ低下。ドルインデックスは100.18ポイントで推移しています。

12/9-10FOMCで0.25%利下げして1月据え置きを予想しています。日銀は12/18-19に0.25%利上げして、その次は26年後半まで据え置きか。

東京時間午前中には片山財務相の円安牽制発言トーンの変化に注目。日本成長戦略会議の会田氏は「高市政権は積極的な為替介入で対応する」と発言しています。160円以下でも介入あるのか?

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル円156円前半→円高。片山財務相「適切に対応する」会田氏「積極的な為替介入」「外貨準備は過大」160円以下での為替介入あるか?

20251124ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

21日の米国株は上昇。S&P500種64ポイント高(+0.98%)、ナスダック総合195ポイント高(+0.88%)でした。為替市場は円高。

先週のドル円は4日続伸し、一時157.89高値まで上昇する場面がありました。金曜日は反落して156円前半で引けました。

自民党総裁選前の水準(147.49)から短期間に10円以上も円安+ドル高が進行したことを受け、介入警戒感が高まりました。

日本成長戦略会議の会田氏は、高市政権は「積極的に為替介入する」「外貨準備は過大」と発言しています。

ただし、会田氏は「ドル円150円は円安ではない」とも発言しており、現在の156~157円水準で介入に踏み切るとは思えません。

大企業の想定為替レートも140円台が多いことから、これを下回るような介入はデメリットが大きいかも知れません。

為替は安定が大事とはいえ、引き続き160円以下での実弾介入の可能性は低いと見ています。

日銀は12月か1月に1回(0.25%)利上げし、その次は26年後半になると予想しています。来年も実質金利マイナスの状態が続きそうです。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル円4日続伸!日銀利上げ1月が濃厚→その次が遠いか?日本成長戦略会議の会田氏は「160円以下での介入あり得る」「財政拡大は円高要因」

20251121ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

20日の米国株は下落。S&P500種103ポイント安(-1.56%)、ナスダック総合486ポイント安(-2.15%)でした。為替市場は円安+ドル高。

今週のドル円は4日続伸し、157円半ばで引けています。株式市場は、米半導体大手エヌビディアの決算に絡む動きに左右されました。

日本成長戦略会議の会田氏は「160円以下での介入あり得る」「財政拡大は円高要因」との見解を示しています。片岡委員も「財政拡大は円高要因」としており、多くの市場参加者と逆の見解を示しています。

おそらく市場参加者は短期~中期の目線で見ており、目先は財政拡張=円安要因との見方。一方、日本成長戦略会議は長期の目線で、財政拡大は円高要因と言っていると思われます。

いずれにしても高市政権の経済ブレーンによる発言は、財政拡張についても、外貨準備についても、以前とは違うことに注意が必要でしょう。

市場参加者は、日銀が12月に利上げするのか?12月か1月に利上げした場合、その次はいつなのか?までしか考えていないと思われます。

個人的には1月に0.25%利上げして政策金利を0.75%へ。これ以降は「しばらく上げられない」という雰囲気になると予想しています。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

円全面安!ドル円157円台。今回は通貨下落より国債下落を懸念。片山財務相「為替について議論なし」三村財務官デビュー戦か?

20251120ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

19日の米国株は上昇。S&P500種24ポイント高(+0.38%)、ナスダック総合131ポイント高(+0.59%)でした。為替市場は円安。

昨日は片山財務相、城内経済財政担当相、植田総裁の3者会談が開催されました。会談後に片山財務相は「為替について議論なし」と発言すると、円安が加速しました。

ドル円は157円台に乗せ、自民党総裁選明けから10円弱の値幅で上昇。ユーロ円は181円と過去最高値を更新しています。

米労働統計局(BLS)が10月の雇用統計を発表しないと伝わると、データ不足の懸念から12月利下げ観測が後退しました。

今後さらなる円安が進行した場合には、円安けん制発言のトーンを上げて来ることが予想されます。為替介入の警戒感が高まる水準は162円を超えてからと見ていますが、162円以下であっても円下落のスピードが速くなった場合は警戒すべきでしょう。

為替については、米国と協調すれば崩壊する可能性は低いと見ています。今回は円売りより日本国債売りが問題になるかも知れません。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル円155円半ば!円売り+日本国債売り止まらず。19日(水)エヌビディア決算、20日(木)米9月雇用統計など。日銀利上げ以外に止める手段なし。

20251119ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

18日の米国株は下落。S&P500種55ポイント安(-0.83%)、ナスダック総合275ポイント安(-1.21%)でした。為替市場は円安。

昨日も円と日本国債の下落が止まらず、ドル円は一時155.73、ユーロ円は一時180.29まで円安が進行しました。長期金利は1.745%へ上昇。

高市政権は積極財政を掲げており、ある程度の円安と金利上昇は仕方がありません。日本成長戦略会議の会田氏は「ドル円150円は円安ではない」片岡氏は「財政出動は円高要因」と発言しています。

高市政権は「積極財政」を掲げており、リフレ派勢揃い+財政拡張となるのは当然です。市場は素直に「円売り+日本国債売り」をしており、これを止める方法は日銀の利上げ以外には無さそうです。

日銀は近く0.25%の利上げに踏み切ると思われますが、政策金利が0.75%や1.0%になったところで「円売り+日本国債売り」が止まるのか注目しています。

ドル円が155円を突破し、片山財務相の円安牽制発言のトーンが一段階上がりました。それでも162円までは円買い介入なしとの見方が大勢です。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero