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北朝鮮リスク後退→円安+株高へ!全面的な解決に至らずも、当面は経済制裁との見方が大勢。19-20日FOMCに注目集まる。

20170918ドル円日足チャート
市場は北朝鮮リスクに慣れてきており、ミサイル発射→Jアラート作動で瞬間円高に振れた後は買いが殺到し、却って円安+株高が進む結果となりました。今後北朝鮮がミサイル発射を実施しても、市場の反応はさらに鈍くなりそうです。

予断を許さない状況にあることは確かですが、市場では「当面は経済制裁」との見方が大勢。新たな段階に入らない限り、北朝鮮問題は無視されるでしょう。

今週は19-20日FOMCに注目が集まっています。米国株が史上最高値圏にあることから、バランスシート縮小開始決定は間違い無さそうです。投資家の関心は12月利上げの有無ですが、まだ明確な示唆をするには早過ぎる時期だと思われます。

FOMCはあるものの、基本的には北朝鮮リスク後退を受けた「円安+株高」の流れです。またボラティリティが低下し、じわじわリスクオンが進行するイメージで見ています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル買戻しが継続!米8月卸売物価指数(PPI)、トランプ税制改革来週発表の見通し受け。今晩はBOE金融政策と米CPIに注目集まる。

20170914NYダウ先物日足チャート
13日の米株式市場は史上最高値を更新。為替市場ではドル買戻しが継続しています。

米8月卸売物価指数(PPI)やトランプ税制改革への期待、米国債入札などが材料視されたものの、ドルインデックスは年始103→91ポイントまで突っ込んでおり、買戻しがドル上昇の主因と考えておいたほうが良さそうです。

ドルインデックスは92.42、米10年債利回りは2.188%へそれぞれ上昇しました。

ドル円は108-111円という8月の狭いレンジを抜けていません。今晩発表される米8月消費者物価指数、明日の米8月小売売上高、来週FOMCで狭いレンジを抜けてくるかに注目。

ポンドは今晩BOE金融政策・BOE議事録の発表を控えており、日本時間20時から短期的に大きな動きが出るでしょう。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

英8月CPI+2.9%にポンド急騰!iPhone X発表される。北朝鮮リスク後退、ハリケーン「イルマ」勢力弱める。円安+株高の流れ継続。

20170913ドル円日足チャート
12日に発表された英8月消費者物価指数・前年比は+2.9%(予想+2.8%、前回+2.6%)となり、予想を上回り前回より上昇しました。14日に金融政策を控えポンドが買われています。その他、iPhone X 発表が話題となりました。

前日からの北朝鮮リスク後退、ハリケーン「イルマ」が勢力を弱めた事を受け、リスクオン(円安+株高)が継続しました。

今晩は17:30英雇用統計、21:30米8月生産者物価指数が発表されます。ドル円は9/8安値107.32を底値に反発。8月のレンジ上限111円を上抜け出来るか注目。再度108-111円に停滞しても、11月あたりには上に抜けて来そうなイメージで見ています。

ただし、円安+ドル高の条件は北朝鮮などで地政学的リスクが高まらない事や、その他の大きなリスク要因が出て来ない事が条件になるでしょう。今週残りは、14日英BOE政策金利発表と週末の米重要指標に注目しておきます。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

国連安保理サプライズ譲歩にドル円・米国株が急騰!全面的な石油禁輸から一転、原油は現行輸出量、石油精製品は年間200万バレル。

20170912ドル円日足チャート
11日は大幅な円安+ドル高のリスクオンとなりました。週明け東京時間は、9日北朝鮮建国記念日前後にICBM発射などを行うと見られていた北朝鮮が、予想外に何も行動を起こさず、米国で懸念されていた大型ハリケーン「イルマ」も勢力を弱めたとあって、窓開けリスクオンで始まりました。

その後、「全面的な石油禁輸」という仮に実施となれば一気に北朝鮮情勢が結末を迎える制裁決議を、とても考えられないレベルまで軟化させ市場を驚かせました。

最終的に国連安保理は、全面的な石油禁輸から一転、原油は現行輸出量、石油精製品は年間200万バレルへ制限することで一致。「全会一致」のみを重視した完全骨抜きの制裁決議となりました。

ここまで極端な軟化には驚きましたが、市場は対話へ向かうと判断しているのかもしれません。

為替市場では今週ポンド絡みのイベントが多く、CPIや金融政策の結果と値動きに注目しています。3か月先を見通しにくい相場環境が続いておりますが、上手くポジションを取っていければと思います。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

太陽フレアでミサイル延期か?北朝鮮動きなし→窓開け上昇スタート!全面的な石油禁輸など、国連安保理決議の採択に注目集まる。

20170911ドル円日足チャート
ドル円は先週末8日に107.32まで下落し、年初来安値を更新しました。9日は北朝鮮建国記念日で、前年は動きがあったことや、ICBMの発射準備報道から警戒感が高まっていました。また、米国では大型ハリケーン「イルマ」がフロリダ州に上陸すると見られており、リスク回避の圧力がかかりやすい環境でした。

警戒感は高かったものの、太陽フレアの影響か北朝鮮に動きはなく、大幅な窓開け円安+株高スタートとなっています。3日に6回目の核実験を実施した週明けは窓開け下落スタートしており、円相場は北朝鮮の動向に振らされる展開が続いています。

北朝鮮に関しては、軍事衝突が起きない限り、市場にも慣れが出てくる頃です。しかしながら、北朝鮮が核放棄をするとは考えにくく、全面的に解決するまで様々な出来事が起きそうです。その度に円相場や株価が動いてしまうため、今後も横目に見ながらトレードするしか無さそうです。

年始から続いているドル安(ドルインデックス103→91ポイント台)は、10月半ばころには反転上昇する時期に入ると見ております。ただし、北朝鮮絡みで大きな問題が起きなければという条件付きです。

まずは今晩予定されている「全面的な石油禁輸」を含む国連安保理決議の採択に注目しておきます。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero