◇13日のNYダウは258ドル安と大幅反落となりました。材料としては国際エネルギー機関(IEA)が、原油の供給過剰状態が2017年前半まで続く見通しと発表したこと。米10年債利回りが上昇したことが材料視されています。前日にブレイナードFRB理事が、完全なハト派スタンスを維持した事を受け、9月利上げ観測は消滅しています。にも関わらず長期金利が上昇している事に、投資家らは戦々恐々としています。米株式市場と米債券市場の波乱を予感させるような動きです。過去3日のダウ平均は、394ドル安→239ドル高→258ドル安と値幅が出ており、投資家心理を冷やしています。日経新聞電子版では、日銀は来週20-21の会合にて「マイナス金利深掘りを軸に検討。」との報道がありました。「マイナス金利の深掘りが軸?」と疑いたくなりますが、本当なら金融機関に配慮する政策を出してくると見るべきでしょう。円安に出来なくて困っている様子が伺えます。不気味な兆候が出ている事から、向こう1か月程度は市場から目が離せません。NY時間を中心に良く見ていきます。投資戦略は変わらずダウ戻り売りです。
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