◆20日のNYダウは13ドル安で小動きでした。19日が14ドル高で小動きとイベント待ちでまったく動いていません。日経平均も商いが今年最低レベルに落ち込んでおり金融市場は完全に「開店休業状態」となっています。経済指標では、米9月住宅着工件数120.6万件(予想114.2万件)、米9月建設許可件数110.3万件(予想117.0万件)となっています。今晩はトルコ中銀・カナダ中銀が金融政策の発表を予定しており、個別の動きに終始しそうです。市場では30日の日銀追加緩和への期待が意外と高く、ロイターなどを読むと約4割がなんらかの追加緩和策を出して来ると予想されています。黒田日銀は「政策を小出しにしない」と明言してきたことから中途半端な政策変更があるのかどうかは疑問、徹底的にやるか何もしないかのどちらかでしょう。仮に何もしない場合には、今後の追加緩和期待は残るものの、失望売りの円高+株安が思いのほか大きくなるかもしれません。日銀ショックに警戒すべきでしょう。トレードは動きが出て来るのを待ってポジションを増やして行きます。
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