◆24日に注目を集めたイエレンFRB議長議会証言では、簡単に申し上げると「フォワードガイダンス変更への地ならし」となりました。本来フォワードガイダンス自体が政策変更への地ならしをするためにあると言えますが、そのフォワードガイダンスを変更するための地ならしをするという慎重さ。3月FOMCでフォワードガイダンスを変更したいものの、利上げ時期を特定されたくないという状況です。フォワードガイダンス変更から2回後の6月利上げ観測の高まりを牽制しています。「相当な期間」→「忍耐強くいられる」とほとんど無意味な変更をし、緩和バブルをどこまでも引っ張っています。それでも現在の緩和バブルは「株価つり上げにより景気浮揚を図る」というバーナンキ前FRB議長が始めた政策であることから上手く行っていると言えばそうなのかもしれません。アベノミクスも同じ理論であることから「アベノミクスは米国発でやらされている」のかもしれません。
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