12日のNY市場では、「中国1-3月期GDP改善、預金準備率引き下げのうわさ」で豪ドルやNZドルが堅調に推移しています。グーグル好決算期待なども後押ししダウは181ドル高、リスクオンの「ドル安」となっています。本来であればリスクオンで「円安+ドル安」のはずでしたが、不安しかない本邦政府+日銀と米当局の徹底した緩和スタンスに大きな差の出た1週間で「株高+ドル安」が鮮明になっています。それでもドル円相場がダウ181ドル高で80円台で帰って来られると円を押し下げないと支えきれないことが明確になってきたため日銀追加緩和の期待がたかまるかもしれません。結局日本は後手後手の金融政策、2月に「物価上昇の目途+追加緩和」を実施したからには徹底しながら強力なメッセージを出したほうが良さそうです。「円高になって追いこまれて結局いやいや緩和」の繰り返しとなりそうです。日銀は追加緩和が「間違っていると思うなら最初からやらないかやるなら徹底してやる」ほうが良いかもしれませんね。2月にはやってみたり、その後は肩すかしして結局追いこまれて次はやってみたり、常にふらふらとして「どっちなの?」という頼りないイメージしか市場にはありません。トレードは+26.2万でした。本日は中国1-3月期GDPに注目しています。
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