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おはようございます、0.20%という異例の利下げ幅で注目を集めた31日でしたが日銀金融政策決定会合に関してのコメントは昨日の記事「日銀利下げ0.20%の真相とは?追加利下げの余地なし、突然利下げへの転換、結局は円高・株安に震え上がった政財界。」で詳細を解説しています。今週は「突然の」日銀利下げ観測から大幅に株高+円安となりましたが、ドル円時間足でポイントを確認しておきたいと思います。27日(月)週明けのドル円相場は92円~94円のレンジで軟調推移していました、山口広秀副総裁が就任会見で「現在の政策金利は経済・物価情勢からみて極めて低く、緩和的な水準が維持されている」と発言したのも27日でした。この発言からは全く利下げの意思が感じられなかったため日経新聞電子版で夜中に「日銀利下げ観測」が報じられるとサプライズとなり一気に「株高+円安」へと振れました。翌28日には99.69をつけ買い過ぎた反動で96.04まで調整、結局このレンジの中で週末まで推移しました。99円台では輸出の売りが強く、実際には100円台にさらなる実需売りが控えており、むしろこれを警戒してのレジスタンスか。とにかく99円台は5回トライしている強めのレジスタンスでそれなりにストップロスも溜まってきた感じがします。これを完全に上抜けすればあっさり100円台まで上げるかもしれませんね。下は96円台が底堅く月末のドル需要、日銀利下げ観測から底堅い動きとなりました。来週以降はこの96.00-99.00をしっかりブレイクするかに注目をしています。11月も米大統領選などビックイベントが目白押しですが、来週は普通に3日(米)10月ISM製造業景況指数、7日(金)10月米雇用統計に注目をしています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。