
(出所:外為オンライン)
27日の米国株は上昇。S&P500種15ポイント高(+0.24%)、ナスダック総合45ポイント高(+0.21%)でした。為替市場は方向感なし。
昨日はフランスの政局不安からユーロが売られる場面がありました。ユーロドルは一時1.1574まで下落しましたが、全戻しで引けました。
ドルは一時上昇し、ドル円は148.18まで上昇しました。NY午後には下落して147円前半で引けています。
先週パウエルFRB議長が9月利下げを示唆したことを受け、9月FOMCでの0.25%利下げは織り込み済みです。
あくまでも雇用悪化に対する予防的な利下げで、今後インフレが低下するかは不透明です。
トランプ政権が執拗に大幅利下げを求めるのは、国債借り換え時の利払いを抑制したいからでしょう。
FRBのメンバーをハト派へ入れ替えて行っても、10月以降のインフレ指標が高めに推移した場合、大幅な利下げが可能なのか疑問が残ります。
今週は29日(金)米7月PCEデフレーターに注目。9月以降も米インフレ関連指標に注目しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。