
(出所:外為オンライン)
25日の米国株は下落。S&P500種27ポイント安(-0.43%)、ナスダック総合47ポイント安(-0.22%)でした。為替市場はドル高。
先週末はパウエル議長が9月利下げを示唆したことを受け、ドルが急落しましたが、ドル売りは続きませんでした。
米雇用は悪化しているとの見方が優勢ですが、関税の影響によるインフレ懸念は根強く、FRBが大幅に利下げしていく観測は高まっていません。
今週末に発表される8/29(金)米7月PCEデフレーターや、来週の9/5(金)米8月雇用統計に関心が集まっています。
インフレ懸念が残る中では積極的な利下げに動けず、9月に0.25%利下げして、その後はデータ次第となりそうです。
直近は円が買われる場面がなく、日銀の利上げ観測も高まっていません。現時点では9月利上げの示唆はなく、年内10月か12月に利上げがあるか注目しています。
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