(出所:外為オンライン)
17日の米国株はまちまち、NYダウは上昇、S&P500種0.4ポイント安(-0.01%)、ナスダック総合34ポイント安(-0.25%)でした。為替市場は円安。
米9月小売売上高は0.7%(予想0.3%)、除く自動車は0.6%(予想0.2%)と、予想を上回りました。
米10年債利回りは4.834%へ上昇、ドル円は150円手前で推移しています。
日銀が今月公表する展望レポートにて、24年度の物価見通しを2%以上に上方修正するとの観測報道が出ました。
これを受けて為替市場は一時的に円高で反応したものの、直後に円安方向へ急激に戻しました。
国内物価は17ヶ月連続で目標とする2%を上回っているものの、来春の賃上げを見極めてから引き締めへ動くと見られています。
昨年秋のドル円は151円まで急上昇していたため、現在は前年比で変わらない水準です。
ところが来年になると、127円台まで急落した価格に対する前年比が物価に響いてきます。
現在の150円水準のままだった場合、相当な物価上昇圧力となりそうです。
「兆」単位の巨額補助金で永遠と対応するのか?それとも日銀が引き締めを行うのか?注目です。
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