(出所:外為オンライン)
14日の米国株はまちまち、S&P500種1ポイント安(ー0.03%)、ナスダック総合68ポイント高(+0.57%)でした。為替市場はドル円が6週ぶり高値。
米1月CPIは前月比予想通り、前年同月比+6.4%(予想+6.2%、前回+6.5%)、コア前年同月比+5.6%(予想+5.5%、前回+5.7%)でした。
前年同月比は予想を上回る強い結果。前回からは鈍化したものの、鈍化幅は0.1%にとどまりました。
発表直後にドル円は上昇、その後は一旦ドル売りが優勢となったものの、最終的にはドルが買われました。
ドル円は133台に乗せ、6週間ぶり高値をつけています。昨年末と比べて約2円の「円安+ドル高」水準へ上昇しました。
予想していた通り、FRBのインフレ抑制は失敗しつつあります。FF金利5-5.25%では利上げ不足となりそうです。
一方で、日本だけがデフレへ戻っていくとは考えられず、日銀も金融政策の正常化に迫られそうです。
年間を通せば、FRBの利上げ長期化+日銀の金融政策正常化の組み合わせとなることから、難解な値動きが続きそうです。
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