(出所:
外為オンライン)
4日の米国株は大幅上昇、NYダウ407ドル高(+1.44%)、ナスダック194ポイント高(+2.22%)でした。為替市場はリスクオンで円安。
1/31にコロナ・ショックで暴落となった米株式市場は、わずか2日でNYダウが全戻し。ナスダックは過去最高値を更新しました。
少なくとも中国企業が業務再開を延期している今週末までは「底固め」と見ていましたが、2日でV字回復となりました。
「今週で下げ終了」という見通しでも早い部類に入る予想だったと思います。感染者数の増加が止まれば反転するというのがコンセンサスでした。
コロナ・ショックが誰も予想できない速さで終了したため、昨日の米株式市場はパニック買いとなりました。
1/31の暴落で買いポジションを閉じていた投資家は慌てて買い戻し、コロナ・ショックに売りで入った投資家はロスカット(踏み上げ)となりました。
コンセンサスとかけ離れた予想外の値動きになると、パニック買い(もしくは売り)となり、昨日のような暴騰が起きます。
それでも今回の新型コロナウイルスの件について、何も無かったという事にはならないでしょう。実体経済への悪影響は時間差で現れます。
4月あたりからは、実体経済の減速に株価がどこまで耐えられるか?がポイントになってくるでしょう。
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