(出所:外為オンライン)
先週末の米国株は大幅安、NYダウ354ドル安(-1.41%)、ナスダック114ポイント安(-1.51%)でした。
トランプ政権がメキシコに対し、不法移民対策を要求。6月10日〜全てのメキシコ製品に関税5%をかけ、対策が行われない場合は毎月引き上げると表明。対中国との関税合戦も激化しており、金融市場がこれを嫌気しています。
為替市場ではメキシコペソが急落、主要通貨に対してリスク回避の円高が加速しました。今週も米中・米メキシコ通商問題、米重要指標、ECB金融政策が材料になりそうです。
また、FRBによる年内利下げ観測が浮上していることから、米当局者の発言にも注目。
株価大幅安を受け、米中が態度を軟化する可能性もありますが、今回は貿易摩擦長期化を避けられそうにありません。すぐに株価が元に戻るより、しばらく低迷する可能性が高いと見ています。
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