8日は日米新貿易協議(FFR)を翌日に控え円買いが優勢。日銀が7/30-31金融政策決定会合で、実質的な引き締め(金利上昇容認、債券買い入れ縮小)に入っている事も嫌気されています。ポンド相場は対ドル・対円ともに年初来安値を更新しました。英要人から悲観的な発言が目立っており、ハードブレグジット懸念が再び高まっています。
ブレグジットに関しては、ジョンソン外相とEU離脱担当相が辞任した事で、ハードブレグジット懸念が和らいだ時期がありました。彼らはメイ首相のソフトブレグジットに反発して辞めたはずなのですが、その後もEU側と上手く交渉がまとまらず、ハードブレグジット懸念「再燃」となっています。
トランプ政権が対中追加関税第2弾を23日から発動する事を発表すると、中国も報復関税を課す事を発表し、クロス円や原油相場の重しになっています。8月は季節的にも円高に振れやすい事もあり、非常に多くの悪材料が重なっている格好です。本日はワシントンで開催される日米新貿易協議(FFR)からの要人発言に注目しています。
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