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ユーロドル1.15台へ急落!ブレグジット以来の下げ幅。ECB「金利は少なくとも2019年夏ごろまで、現行水準にとどまる」と表明。

20180615ユーロドル日足チャート
14日はECB金融政策発表とドラギ総裁会見に注目が集まりました。ECBは資産買い入れプログラムを年内に終了すること、10-12月は月額150億ユーロへ減額することを発表しています。また、「金利は少なくとも2019年夏ごろまで、現行水準にとどまる」と表明しました。市場はこれにユーロ売りで反応、いよいよIMMユーロロングがユーロショートへ転換するかもしれません。

前日のFOMCでは年内あと2回の利上げ示唆があり、ECBは現行のマイナス金利を来年夏まで据え置くとなれば、ユーロドルの上値は当面重そうです。節目の1.15サポートラインを下抜けて、過去のレンジに戻っていくか注目しておきます。ドル高を受け、アルゼンチンを筆頭に新興国通貨不安が再燃しそうです。

トランプ政権としても米貿易赤字削減・米中間選挙へ向けて、一方的なドル高は困るだけに、米国サイドの動向にも注目しておきます。投資戦略はユーロドル戻り売り、ドル円は底堅いものの大幅上昇もしにくいと予想しています。夏場にリスク回避となった場合は「円買い+ドル買い」という反応になりそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero