5/1-2に開催されたFOMCでは、雇用と物価の2大目標はほぼ達成され、年3~4回の利上げが維持される見通し。
市場は年3回なのか年4回なのかを探る事に必死な様子ですが、例え年4回でも過去に比べると「緩やかな利上げペース」であることに変わりありません。
これまでと同じペースで利上げが進行した場合、FF金利や米10年債利回りの「水準」もまた重要になってくるでしょう。ECBは2019年に利上げサイクル入り、日銀もこれに続くと見られています。
しかしながら日本に関しては、2019年消費増税が予定されており、仮に増税の場合には利上げ(マイナス金利解除)どころでは無くなりそうです。普通に考えれば、消費増税が出来る環境ではありません。
ユーロドルは下落し、年初来安値1.1914に迫っています。溜まり過ぎた投機IMMユーロロングの解消と、直近のECB当局者のタカ派トーン修正が重し。米独金利差拡大もユーロドルを下押しする要因となっています。
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