6日は北朝鮮を訪問していた韓国の特使団が帰国。チョン・ウィヨン(鄭義溶)国家安保室長がソウルで会見を開き、北朝鮮が非核化の意思を示した事、4月末に南北首脳会談を実施する事などを発表しました。
市場は軍事衝突リスク後退を受け、一旦リスクオンで反応したものの、(非核化の意思について)信用できないという見方が大勢でした。
平昌パラリンピック後の米軍事演習や先制攻撃阻止のため、4月末に南北首脳会談を設定したという意図を見透かされています。トランプ大統領に直接報告した後、米国側がどう反応するか注目。
NY時間に入ると貿易戦争への懸念が材料視され株価もドル円・クロス円も反落。7日早朝からコーンNEC委員長の辞任が報道されると、一気にリスクオフに傾いています。
税制改革を主導し、鉄鋼・アルミニウム関税に反対していたコーンNEC委員長の辞任は、市場にも政権にも大きなダメージとなりそうです。
コーンNEC委員長の辞任を受け、ダウ先物は300ドル超の急落、ドル円は105円台半ばへ急落しました。今週は予想通り「材料が多過ぎてやりずらい相場」となっています。
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