4日に発表された米7月雇用統計は、非農業部門雇用者数20.9万人増(予想18.0万人増)、失業率4.3%(予想4.3%)、平均時給+0.3%(予想+0.3%)と強い結果になりました。これを受け、9月バランスシート縮小開始観測が高まり、ドルは上昇。ダウは8連騰となりました。
週末のIMMポジションは、円ショート112,196枚へ小幅調整しています。週明け大きく上昇して始まった日経平均ですが、終値で1.0%以上上げて引けることが出来るか注目。
今週末から日本もお盆休み入りとなり、機関投資家が一気に減少します。欧米勢も夏季休暇が意識され、夏枯れムードが漂う1週間となりそうです。
日銀木内元委員が退任し、過剰ETF買いや国債購入に警笛を鳴らしています。黒田日銀は未曽有の政策を取っており、欧米が出口戦略に向かう中で取り残されています。
将来何が起きるか誰にもわかりませんが、普通に考えれば過剰に押さえつけてきた長期金利、過剰に下支えしてきた株価が、いずれかの時点で逆流するのかもしれません。
現時点では政策変更を検討していないため、実際にETF買いを止める時や、国債購入の限界が来た時に熱くなりそうです。
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