◆23日のユーロ相場は大幅続落、ユーロ円は重要サポート135円を割り込んで一時130円台まで暴落しました。豪ドル円も弱く93円台前半、クロス円はユーロ円や豪ドル円主導で全体的に円高となりました。ただでさえ物価目標2%達成な困難な日銀は4月に追加緩和の可能性が高いもののそれまで持つとは思えません。原油価格の切り返しと円安が無ければ達成が不可能なのはわかっているでしょう。また円高になると、異次元緩和→追加緩和と円安のダブルエンジンとなっていた「本邦貿易赤字の縮小」が起き始めます。2月以降は日銀会合に常に注意すべきでしょう。「戦力の逐次投入はしない」と言っていた黒田総裁ですが、中途半端な追加緩和の可能性もあると見ています。円相場はトレードのイメージとしては日銀の言う「調節」が来たら円安になったところを売って行くの繰り返しを続ける方針。
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