
(出所:外為オンライン)
11日の米国株は小動き。S&P500種4ポイント安(-0.07%)、ナスダック総合0.7ポイント高(+0.00%)でした。為替市場はドル安。
先週は米英が通商合意に達したことを受け、週末の米中通商協議への期待が高まりました。
ベッセント米財務長官は米中通商協議で「大きな進展があった」と述べ、12日に詳細を説明するとしています。
最新5/6時点の投機筋IMM円ロングは176,859枚へ減少。IMMユーロロングは75,719枚と横這いでした。
投機筋はドル売りから撤退しておらず、ポジション調整を繰り返しつつ、ドル売りが長期戦略となりそうです。
今週は米4月CPIや米4月小売売上高が発表される予定です。その他、米国と各国の通商協議に注目。
トランプ関税によるリスク回避は人為的な悪材料のため、米トリプル安に対して延期したり緩和したりが可能でしたが、根底にあるリスク要因は米債務問題でしょう。これが顕在化した場合には、手に負えなくなりそうです。
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